平成27年11月18日から同19日、横浜弁護士会環境委員会として、岡山県真庭市のバイオマスツアーに参加し、バイオマス発電所を視察しました。バイオマス発電は、発電により発生させた二酸化炭素を、原料となる木材が吸収することで二酸化炭素の発生を削減させます。
真庭市は木材の産地であり、従前は廃棄物として捨てられていた製材端材、間伐材及び倒木から木質ペレットを作り、それを燃料として利用して発電を行い、発電した電力を再生可能エネルギー固定価格買取制度を利用して売電しています。
売電量は、約9000キロワットになり、一般家庭約22000世帯分の需要に相当します。今後は、売電だけでなく、地域内での電力供給の仕組みづくりを目指すそうです。